イギリスの国旗

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イギリスは1つの国からなる連合国ですが、国旗にはウェールズの国旗である赤い竜は反映されていません。
理由としては、スコットランドとの連合を形成する以前の12世紀にウェールズがイングランドに(属国)として併合されたからです。また、もし新たに取り入れるとしても、デザインが他の3ヶ国と比べてかけ離れている、他の連合国(オーストリア、ニュージーランドなど)の国旗にも影響を与える可能性があるという事が変更されない理由です。

イギリスを構成する4つの非独立国のうち、ウェールズは13世紀末という早い時期にイングランドに服属し国権の一体化が進んでいたため、国旗の中にウェールズの国旗の意匠が取り入られることがなかった。その後、政府と議会の成立にまで至ったウェールズの国民意識の復興に伴い、イギリスの国民統合の観点からウェールズのシンボルとなっている「赤い竜」の意匠を取り込むべきとの主張が一部から提起されている[2]。

この主張に対し、ユニオンフラッグがあまりにも定着しすぎていること、他国の国旗の意匠に入っており影響がイギリスのみならず他国に及ぶこと、何よりも3つの十字架と赤い竜ではデザインがあまりにもかけ離れ過ぎているので整合性の取れた国旗を作るのは難しいこと、などが指摘されている。

2007年、『デイリー・テレグラフ』がウェールズの意匠を取り入れた旗の試案を募集したところ、当時の首相ゴードン・ブラウンの顔と竜とを組み合わせたり、欧州連合の旗を組み合わせたりと、英国民からブラックユーモアに富んだ作品が多く投稿されました。英国内だけでなく、日本からも複数の作品が投稿され他の意匠とともに掲載されました。その後の投票によると、1位はノルウェー人からの投稿作品、2位は日本からの投稿作品となったが、そのどちらもが日本のアニメーションを題材(1位の作品には天元突破グレンラガンの「グレン団」の意匠が、2位の作品にはゼロの使い魔の「ルイズ」が描かれている)とした作品でした。

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