イギリスのジョーク

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英国のジョークはきつ過ぎる?

英国のジョークは、他国の人にはきつ過ぎるのだろうか。この評価は、恐らく受け手によって異なるだろう。どんなジョークも、文化、歴史、価値観など、その社会を構成する複数の要因を共有することで、おかしみが生まれてくるものである。もしこうした要因を共有しない人が英国流のジョークに触れたとき、笑いよりも不快感を覚える場合があることは容易に想像できる。

QIが被爆者の話題を取り上げた件は、被爆者自身を笑いの対象としていたのではないという点や、どんな内容のものでも風刺の対象とする英国的なジョークの原則から言って、英国人の視聴者には受け入れられるはずのものであった。一方で、原爆投下や被爆者体験をジョークの対象にされたくないという思いが強い多くの日本国民からすれば、とうてい我慢がならない内容であったこともまた確かである。

笑い一つを取っても、自分自身の立ち位置、価値観、歴史観が色濃く表れる。言い代えれば、笑いを通じて自分を知る── そんな機会をBBCやジャベイスのジョークは、与えてくれたのかもしれない。

 

 

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