Legacy

220px-Whitehall_murder_school_illustration

先日からのイギリス事件シリーズの続きです。

そして切り裂きジャックにはいくつかの伝説や推理があります。

Image result for 切り裂きジャック

一般に、性的暴行を伴う快楽殺人の犯罪者は、自身の性的嗜好に適った被害者を選ぶ傾向がある。

老若男女を問わず暴行を加えて殺害したアンドレイ・チカチーロのような例外もあります。

切り裂きジャックについてもメアリーからキャサリンまでの被害者を考慮した場合、中年の女性にそう

した志向を抱いていたと考えられています。

しかし、メアリーは年若の女性であることから、便乗犯もしくは別人の犯行の可能性が指摘されています。

実際に「ピンチン通りの殺人」(前述)など、切り裂きジャックとされる犯行または切り裂きジ

ャックに類似した犯行を行った人物は、複数存在した可能性が指摘されています。

Image result for 切り裂きジャック

5人目の被害者メアリーは、道徳的に見た際「最も残忍な殺され方」をしているが、

医学的な見地に立って最も高度な技術の臓器摘出が行われており、医者を中

心に別人の犯行の可能性が指摘されています。

「犯人が夜間、警察官に怪しまれずに徘徊し、被害者の女性たちに近づける」とい

う点などから警官による犯行も疑われました。

事件後内部調査が行われたが有力な容疑者は出ませんでした。
シャーロック・ホームズシリーズで知られる同時代の推理作家コナン・ドイルは、切

り裂きジャック事件については特に公式に意見は述べておらず、事件を扱った

小説も発表いませんが、息子によれば、切り裂きジャックの正体について「女装した男性」

であると自分の推理を述べたことがあったといわれています。

Image result for 切り裂きジャック
当時のイギリス女王ヴィクトリアの孫、クラレンス公アルバート・ヴィクターも一時期容疑者の1人とされていました。
作家のパトリシア・コーンウェルが2002年に出版した『切り裂きジャック』(原題: Portrait of A Killer; Jack The Ripper Case Closed)で

は、自身で大金を投じてDNA鑑定や筆跡鑑定を行い、画家のウォルター・シッカートを犯人であるとして名指ししました。

現存している捜査資料や物的証拠に乏しかったため反論も多かったです。
元警察官のトレヴァー・マリオット(Trevor Marriott)は、セントラル・ニューズ社のトーマス・ブリング(Thomas Bulling)記者がスクープ記事を書くために犯行声明の手紙を捏造し「切り裂きジャック」という人物を作り上げました。
1997年にブルース・ペイリーが著書「切り裂きジャックの真相」で、FBIの犯罪捜査で使われているプ

ロファイリングの手法によって、最後の犠牲者メアリー・ケリーと同棲していたジョゼフ・バーネット

が犯人であるという説を発表しました。

バーネットが殺人を犯した動機は、ケリーに恐怖心を与えて売春をやめさせるためだったともいわれています。

警察は当初、バーネットを有力容疑者と見なして厳しく取り調べたが無関係と結論づけました。

日本における切り裂きジャック研究の第一人者、仁賀克雄は、一連の著作の中で、「ペイリ

ーのプロファイリングの設定に問題がある」と批判しています

2014年には、被害者の一人であるキャサリン・エドウッズの遺体のそばで見つかったショールと被害者・

被疑者子孫のDNA鑑定により、アーロン・コスミンスキーが犯人であるという説が出ました。

同年、DNA鑑定の致命的な誤りを英Indepent紙が続報しています。

いかがでしょうか。

このようにまだまだ謎がいっぱいです。

迷宮入り事件の一つですが、イギリスにはこのような怪奇事件がほかにもいくつかあるので今後ご紹介していきたいと思います。

関連記事

カテゴリー

return top